■今日のテーマ 下駄
■今日の先生 郡上おどりに参加の踊り子たち
「下駄」。
文字をみるとどうも渋いですが、
祭りや花火には浴衣、浴衣には下駄、ということで、最近履く機会がよくあり、
この履きものは、実際は、軽快で、愉快な代物だと感じています。
特に、今年はお盆に岐阜県郡上八幡の郡上おどり※へ行ったので
(ずっと行きたかった!)、下駄無しには居られない経験をしました。
※郡上八幡で毎年7月中旬から9月上旬にかけて32夜にわたって
踊られる伝統的な盆踊り。お盆の4日間はクライマックスとして
徹夜で踊る。400年にわたって歌い踊り続けられてきた。
国重要無形民俗文化財。(郡上八幡観光協会ホームページより)
まず下駄についてですが、もともとは雨降りの時用の履きものだそうです。だから足が数センチ浮く高さに設定されているのですね。
足を乗せる平らな部分を「台」、台を支える2本の板を「歯」と言い、歯を台に差し込み、台に3つの穴を空け鼻緒を通して結んでつくられます。
最近お店で見られるものは、滑り止めや床を傷める防止策として、歯にゴムを貼ったものがほとんどのように感じます。このタイプだと、「カラン、コロン、」という音がしません。私は下駄のこの音が好きなのですが、床が傷つくといわれれば仕方ありません…。
しかし、郡上おどりでは、みんなで下駄の音を合わせるのが
醍醐味です!!!生うたとお囃子に合わせて、踊る人全員の
下駄の音が揃った瞬間。ぞくぞくしました。
ただ、私が今年買った下駄はゴム付のため、音が鳴りません…。
他にもそういう人がいっぱいいたはずです。
以前は、歯が擦り減っても、歯だけをとりかえる「継ぎ歯」が
できたのですが、今のゴム底では底を交換できないで買い換える
しかないのがネックです。
来年は、是非、継ぎ歯のできるタイプの下駄を見つけて、郡上で鳴らし、
心おきなく擦り減らしたいと思います。