■今日のテーマ 空き古民家
■今日の先生 伝統的まちなみ保存地区の方々
近江八幡周辺で一人暮らしを始めようと部屋を探しているのです、
と書道のお稽古の時に先生に話していたら、
「それなら、そこの○○さんの家が空いているかもしれんから聞いてみよう」
と、ご近所の古いお宅をご紹介してくださりました。
日を改めてそのお宅に二人で行くと、
「うちはあかんわ、人が住めるようになっとらん。
車を入れられるようにしようと床を抜いたところや。
隣の●●さんの家も、空いているけど、リフォームしないと無理やろなあ。
それなら、△△さんの家が空いているんやないかな。でもだれに聞いたらいいんやろか。
□□さんが、この町内のことなんでも知ってはるし、聞いてみたら?」
その人に会いに行き、お話すると、
「ああ、空いてるね。でもときどき窓開けに京都から来たはるみたいだよ。
きれいにしとかはるから、貸してくれないかもねえ。
今度の火曜に前栽の手入れに来るから、聞いてみたらいい。」
「そうですか。難しそうですね。でも一応聞きに行ってみます。」
私は、街並みが保存され、本当に趣ある「通り」が、
実は空き家が多いということに驚きました。
少し話しただけでも5軒ありました。たったひとつの「通り」に!
子どもが町を出て行くことの結果なのでしょうか。
子どもが時々帰ってきて手入れする家と、誰も出入りしないので荒れる家とが、
ありました。どちらも、家が家として機能していない。
また、この辺りでは、古い家が取り壊されて、
駐車場や新築のアパートが建つのをよく見かけます。
一方、古民家を生かしたギャラリーやお店もよく見かけます。
生かしたいという人さえいれば、建物はまた生きる。
帰宅後、アパートやマンションの部屋情報を見ながら、複雑な気分になりました。
家は道具ではないですが、この状況を受けて私には何かできるのか、
誰かと一緒に考えたくて、今日は報告させていただきました。