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家のジェネレーション

しばらく、ほんとうにしばらく、お休みしていました。
ひらひらと、いつもつかみどころのないちょうちょ便ですが、
これからもひらめくままに送らせていただきます☆

人間、性格というのはなかなか変わりませんが、
考え方というのは劇的に変わっていくものなんですね。

今年はじめにふたり目を産んだのですが、
産んだ直後から、
もう一回産みたい、いや何度でも産んでみたい、
と思っています。

現実・・はともかくとして、ただ純粋に何度でも産んでみたい。
まるでさなぎになった気分の臨月から、
産み落とすまでの、
強烈な変成感覚にも魅了されていますが、
もうひとつ、
生まれてくるかたちそのものに魅惑されています。

1人目を産んだあとは、
別の人との子供も産んでみたい、と他意なく思ったものです。
ほんとにそれ以上の意味はなく、
純粋?に別の遺伝子との掛け合いを見てみたくなって・・。

でもふたり目を産んでみて、同じ男女の組み合わせでも、
遺伝情報の取捨選択によって
こんなにも1人目とタイプのちがう子が産まれてくるんだなぁ、、
と驚かされました。

遺伝子というのは、それこそ何億年も前からつながってきていて、
その過程がすべてDNAにインプットされているとしたら、、
1人の人間の中に、膨大な量の遺伝情報があるわけで。。

近いところでいえば、私や夫の1000年前のご先祖様の遺伝形質が
ひょいっと顔を出してもおかしくないかもしれない。

ふたり目の赤ん坊は、
私にも夫にも娘にもあんまり似ていないのですが、
そういえば私の父に似ているような?
いや、父のおじいさん、そのまたおじいさんかもしれません。
世代をとび越えた、気の遠~くなるような繋がりを感じさせてくれます。

ほんとに。
夫との子を何人産んだとしても、この驚きは永遠に続くのでしょう。
互いのどの遺伝情報が出現するのか、どれとどれが掛け合わされるのか。
部分的ですが、赤ん坊の耳の形は上半分が私、下半分は夫にそっくりで、
掛け合わされているようです。

形が遺伝していくってほんとに面白い。
建築のデザインにはどうしても作為が入ってしまうせいか、
こうした形の生成(generate)の仕方には魅惑されてしまうのです。

遺伝形質を取捨選択したり、組み合わせを決めるのは、
究極の無作為なのか?否か。

いま、我が家族のための新しい家づくりに取り組んでいますが、
それはまるで新しいものではなく、
これまで住み馴染んだ家から受け継ぎたいものを土台にして
これから営み続けたい生活を掛け合わせてみます。

家にも遺伝子というのがちゃんとあって、
それは次の世代、その次の世代へと、
大事な形質をバトンタッチしていけるんじゃないだろうか。

1000年先の子孫にも、受け継いでもらえるものがつくれたら、いいな~。

gene(遺伝子)
generate(生成する)
generation(世代)

おんなじような顔をした家々が並ぶ景色には、
やはり、生理的な違和感があります。
ソフトが違えばハードも違って当たり前。
個々の家族の生活様式はもちろんのこと、
その家族の世代(generation)ごとに繋がってきたものを見極めて、
その遺伝子(gene)を、かたちや仕様に活かしていけたら素敵です。

世代や時代の変化に揺るがない普遍的なものが
家にはあってほしいと思います。
ふぅぅっと力がぬけて、ぼーーっとくつろげるのは、
ずっと守られてきた何かがそこに在るから・・じゃないのかな。

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