家庭での環境負荷をチェックするための「環境家計簿」、
実際に記録をつけてみたことはありますか?
自分やご家族の生活にどんな変化がありましたか?
環境家計簿は、毎日の生活の中で、どんな環境負荷が
発生しているか、家計の収支計算のように行うもの。
最近はあちこちの自治体や企業、NPOなどが
さまざまな形式の環境家計簿を作成していますが、
毎月使用する電気、ガス、水道、ガソリン、燃えるごみなどの量に
二酸化炭素(CO2)を出す係数を掛けて、
その家庭でのCO2排出量を計算する形式のものが多いようです。
日本で最初の実用的な環境家計簿は、
1981年に滋賀県の大津生協で作成された「くらしの点検表」。
琵琶湖の汚染をなくすことを目標に始められたそうです。
ただ、私自身、環境家計簿を使ってみて感じたのは、
自分だけで頑張ってみても、成果は小さなものだし、
なかなか削減する努力も、家計簿をつける努力も持続しない。
そんなことを思っていたのですが、
最近ではオンラインで登録することで、削減目標に向かって、
みんなで達成度を確認しながら
取り組めるような仕掛けも増えてきました。
滋賀県でも、2008年11月にみるエコおうみ
というホームページが開設されています。
このサイトでは、削減チャレンジや、電気ガスなどの使用量を入力することにより、
グラフや数値による「見える化」でCO2の排出量を確認することができます。
しかも、企業からの協力を得て、頑張った人は景品ももらえるのです。
(2008年度は試験的な運用で、現時点ではいったん終了しています。)
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環境家計簿の中には、CO2排出量を計算するだけでなく、
自然とどのくらい触れ合っているかなど、
生活環境チェックを含んだものもありますが、
最近アメリカではCommunity Passportという
一味違った仕掛けを打ち出しているという話を聞きました。
ホームページを見てみると、
「Save the Planet, Win Eco-friendly Prizes!
(地球を救って、環境にやさしい景品をもらおう!)」
というキャッチコピーで始まります。
コミュニティ・パスポートをオンラインで登録して
地域のボランティア活動にできるだけたくさん参加したら、
協賛企業からの素敵な景品がもらえる!という仕掛け。
1)まずは、オンラインで登録(無料)
2)4月22日から7月22日までの3ヶ月間の間に
できるだけたくさんの時間&種類のボランティア活動に参加
3)期間終了後、もっともたくさんボランティアしていた人に、
LL Beanの自転車や、シエラクラブのテントなどなど
環境にやさしい旅行を楽しむグッズなどがプレゼントされる。
分野別・地域別・日程別に、様々なボランティア活動が
ホームページで紹介されているので、
自分の都合と合わせて、どんな活動に参加しようか、
簡単にチェックできるのがとても便利そうです。
しかも、たくさん活動に参加すれば、
素敵な景品までもらえるかもしれないなんて一石二鳥!
こうした仕掛けをうまく使って、環境に配慮する生活や、
地域に貢献するような活動を楽しみながら実践できればいいですね。
最後に、Community Passportを仕掛けている団体の方の言葉を引用。
"The real winners in this contest will be
our environment and all life that depends on it."
このコンテストの本当の勝者は、
(ボランティア活動によって改善される)
環境やそこで暮らす生きものたちなのです。
(高田友美)